IXMの特長

IXM全ての医療現場に、最適な光環境を。

医療用照明の特長

超高演色LEDにより正確な視認性・識別性を実現
超高演色LEDにより正確な視認性・識別性を実現
演色評価において高い数値を示す、超高演色な医療用LEDを採用。術野の血液・臓器・体組織の色の視認性・識別性を高め、精度の高いオペレーションをサポートします。
モノ本来の色や質を照らし出す光
モノ本来の色や質を照らし出す光
一般的なLED と比較して、医療用LED は太陽光に近いスペクトルを持ち合わせ、モノ本来の色や質を照らし出すことができます。人の目は、モノに反射した光を見ることで、モノを認識することができます。医療用LED では、その反射をより正確に表現し、正しく照らすことができます。
太陽光に近い分光波長領域
太陽光に近い分波長領域
例えば、クレヨンの色を1、2色使っただけでは、多彩な絵は描けません。肌色のクレヨンがない場合、肌色と一番近い黄色のクレヨンで肌を塗っても、自分が表現したいイメージと異なります。
光も同様に、全ての波長を持つスペクトルを物体に照射することで、物体が本来もつ自然な色の見え方が可能となります。
ブルーライトリスクの少ない、目にやさしい光
ブルーライトリスクの少ない、目にやさしい光
非日常的な高照度下で術部を見続けるドクターの目を疲れさせる要因となるブルーライト。医療用LEDは、ブルーライトリスクを抑え、目に負担の少ない分光スペクトルを実現しています。
色温度の均一性を保つ
色温度の均一性を保つ
色温度の違うLED素子を混色する場合、光を遮られると色影が生じてしまうなど、均一な色温度を保つことができません。
IXMは、単色のLED素子により正確な色彩判断を可能にします。
術部の見やすさを高め、手術の効率を高める、

“ぎらつき”が少ない光

術部の見やすさを高め、手術の効率を高める、“ぎらつき”が少ない光
独自の光学設計により、術部を照射した際の“ぎらつき”を抑制。手術中、術部を長時間にわたり見続けることとなる医師の目の疲れや不快感を大幅に低減します。
照明方式の違い
照明方式の違い
独自の照明ユニットの構造により、「色収差(色のずれやにじみ)」を抑え、術部を正確にとらえます。

・レンズ方式
波長によって屈折率が異なるため、色収差が発生し、光野の縁に色のずれやにじみが出ます。
・リフレクター方式
IXM シリーズの照明方式。光野の縁に色収差が発生しません。

眩しさを抑えた照明ユニット
眩しさを抑えた照明ユニット
発光部の光が直接目線に入らないように照明ユニットを設計。それにより、術者や周辺スタッフに不快な眩しさを感じさせない構造になっています。

シーン別照明

シーン別に色温度・照度をコントロール。医療空間に最適な照明環境をつくりだします
シーンに応じて色温度・照度を変化させることで、光が作業能率や心理面に与える影響を考慮した、最適な照明空間をつくりだすことが可能です。また手術中は、無影灯との連動により、医師やスタッフの目にかかる負担を軽減。無影灯とベース照明は、コントロールパネルの操作を通じて連動して変化させることができます。

スタッフの準備・片付け
スタッフの準備・片付け
ベース照明を高めの色温度(昼光色:6000K)に設定します。
患者様の入退室
患者様の入退室
ベース照明は穏やかな色温度(暖色:3000K)。患者様の入退室の時の緊張感を緩和します。
手術中
手術中
ベース照明と無影灯の光を同じ色温度(白色:4250K)に揃えることで、執刀医やスタッフの目の疲労を軽減します。
内視鏡
内視鏡
ベース照明の照度を落とし、無影灯にある暗室灯を点灯します。