やさしい光で医療従事者と患者を見守る

自然光に近い演色性の高いLEDを搭載。
手術の緊張感をやわらげる浮遊感のある曲線デザインで、患者様に安心感を与えます。

活用シーン例手術室・救急室・分娩室

超高演色LEDにより正確な視認性・識別性を実現

人体に近い色が含まれる特殊演色評価数(Ri)の赤色を示すR9値と、日本人の肌色を示すR15値の両方で指数95という高い数値を示す、超高演色な医療に適したLEDを採用。術野の血液・臓器・体組織の色の視認性・識別性を高め、精度の高いオペレーションをサポートします。

ブルーライトリスクの少ない、目にやさしい光

非日常的な高照度下で術部を見続けるドクターの目を疲れさせる要因となるブルーライト。医療に適したLEDは、ブルーライトリスクを抑え、目に負担の少ない分光スペクトルを実現しています。

術部が見やすく、手術の効率を高める、“ぎらつき”の少ない光

独自の光学設計により、術部を照射した際の“ぎらつき”を抑制。手術中、術部を長時間にわたり見続けることとなる医師の目の疲れや不快感を大幅に低減します。

目の負担を軽減する“ちらつきゼロ”の光

一般的に広く使われているLED 照明機器は、非常に細かい時間間隔でON とOFF を繰り返すこと( パルス制御方式)により、調光しています。しかし、それにより生じるわずかな“ちらつき”が、無意識のうちに目に負担をかけてしまいます。これは、手術室の照明環境も同様です。弊社が採用した直流点灯方式では、常にON の状態を保つことができ、“ちらつき” のない目に優しい光をご提供することができます。

光野のフチが柔らかい照明

術野を無影灯で照らすとき、無影灯の光が強いため、光野周辺部(フチ)のコントラストで眼が疲れてしまします。弊社無影灯は光の境界線の明暗差を減らし、眼への負担を軽減します。

フェードイン点灯・フェードアウト消灯

照明がいきなり点灯すると、眼がくらんでしまいます。そのため、ふわっと点灯・ゆっくり消灯させて、眼への負担を軽減します。

ハンドルによる放熱機能

内部の電子機器に影響を与えるとされる余分な熱を、アルミ製の操作ハンドルを通して放熱します。
機器のヒートスポットを無くし、熱による電子機器への影響を減らします。
※高温にはなりません。

仕様Specification

製品名 DC10
一般的名称 手術用照明器
機器構成 コントロールパネル+支持機構部+灯部
灯体寸法 対辺608mm 対角670mm
使用光源 超高演色LED
照明方式 リフレクター方式
ユニット数 ユニット数=12個 LED数=12個
中心照度 距離1m(放射照度) 約130,000lx(529W/m²)
最高照度(放射照度) 約160,000lx(650W/m²)
光野径 d10 約φ215〜φ300mm
色温度 約4,250K
演色評価数 Ra:99 R9:95
照度調節 10%〜100%(8段階) 約1%(ENDOSCOPEモード)
コントロールパネル・操作スイッチ(2ヶ所)
焦点調節 850〜1,500mm
滅菌ハンドル・フォーカスノブ(2ヶ所)
LED寿命 40,000時間(70%照度時迄の時間)*1*2
推奨動作環境 温度:5〜35℃ 湿度:30〜70% 気圧:800〜1,060hPa
入力定格電圧 AC100-240V 50/60Hz
消費電力 90-100VA
ヒューズ定格 2A

*1:使用の状況、条件により異なりますので、保証値ではありません。

*2:初期の照度の70%を下回った時。使用しているLEDの寿命であり、製品全体の寿命ではありません。

※改良などの理由により予告なしに意匠・仕様の一部を変更することがあります。あらかじめ、ご了承ください。

※IEC60601-1、IEC60601-1-2、IEC60601-2-41に準拠しています。

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